※記事の公開設定ミスにより、8/4から記事の更新が停止していました。申し訳ありません。
初めての鶴岡での滞在、お昼頃まで時間があります。何をするべきか考えていたところ、山形と言えば日本酒「十四代」を醸す「高木酒造」のお膝元。地元では「朝日鷹」という銘柄で販売しているらしいので、それを探すべく近所のスーパーを軒並み回り尽くしたのですが…やはりありませんでした。
代わりと言ってはなんですが、美味しい日本酒に出会えました。300mlでしたが30分ほどで飲みきりました。
さて、お酒探しもほどほどに昼食といきましょう。私も全く知らなかったのですが、鶴岡はイタリアンなど洋食レストランが豊富。今回はその中でも評価の高いお店に来てみました。
前菜盛り合わせ。出汁やバルサミコ酢など多彩な味付けで野菜の味わいを最大限に引き出しています。
8月限定の「豚肩ロースのシャルキュティエール風」。マスタードや玉ねぎを使ったソースで、味わい深いながらもしつこくない味わい。肉も柔らかく焼き上げられています。
その他にパンやサラダ、そして締めのデザート。濃厚なガトーショコラと桃のアイス。飲み物も付いて¥2,200、出てくるまでに時間はかかりますが丁寧に作られたミニコースでした。
お次は地元で人気の定食屋さんへ。
日替わり定食¥750。この日はヒレカツ、唐揚げ、ちくわ天。ご飯は少なめでもなかなか食べ応えのあるボリューム、柔らかく揚がったヒレカツ、ジューシーな唐揚げ。普段使いに最適な安くてお腹も満足な素晴らしい定食屋さんでした。
続いてラーメン屋さん。
基本に忠実な美味しい中華そば。チャーシューがとろけるような柔らかさでたまりません。
鶴岡最後のお店は果物屋さん。カフェスペースもありますが、今回はあまり時間が無いのでテイクアウトでいただくことにします。
尾花沢のすいかジュース。水臭さがなく、すいかの綺麗な甘みを凝縮した濃厚な味わい。
詰め込むだけ詰め込んだので、いよいよ鶴岡駅を出発。
残念ながらちょうどいい時間の特急がないため、ここから秋田までは普通列車での移動となります。
30分ほどの乗車で途中の酒田駅へ。ここで次の列車まで1時間ほど時間があるので、酒田の街を散策。
さすがにもう食べられないので、駅近くの喫茶店でコーヒーブレイク。
アイスコーヒー。提供が早かったので、予め抽出したものでしょうか。ガムシロップたっぷりなので甘めにしていただきました。
ダメ元で付近のスーパーや酒屋さんを探してみたものの、やはり朝日鷹は見つからず。出発の時間になったので、酒田駅を出発します。
約2時間弱ほどで秋田駅へ。毎年8/3からは、秋田竿燈まつりが開催されます。私はとんかつ屋さん目当てでたまたま竿燈まつり期間中に秋田に来て以来、竿燈まつりに魅了され、可能であれば竿燈まつり期間中に訪れるようにしています。
「竿燈妙技」の詳細は明日記述するとして、夜の竿燈まつりをみていきましょう。途中2回の場所替えを経て、合計3回のパフォーマンスがあります。移動しないまま見るのがいちばんですが、もし飛び抜けて上手な方に出会えたら、移動して追いかけてみても良いかもしれません。
竿燈まつりは五穀豊穣を祈願し、竿燈を稲穂に見立てて空高く掲げるまつり。風や差し手の技量により動きが全く異なり、「絶対に倒れる」と思っても持ち直したり、竿燈同士がもつれて予期せぬ動きをしたり、なんともライブ感のある祭りです。
1時間ほど観覧して、少し離れた秋田県唯一の健康ランドへ。カプセルホテルや個室など、宿泊施設を備えています。夜に撮影したものがブレていたので翌朝撮影したものを掲載。、
炭酸泉やサウナなど、入浴設備も充実しています。一通り入浴を終えて夜ご飯です。かつとじ定食を注文しました。健康ランドのご飯としては丁寧に作られている印象です。
「男鹿塩にんにくのからあげ」。
日本酒の飲み比べもできます。「北秋田」は地元のスーパーでもよく見かけるのでどうなのかと思いとりあえず飲んでみましたが、ハイクラスなので驚くほど飲みやすかったです。
こちらは比較的辛口のラインナップ。
秋田市内のホテルが竿燈まつりの特需で軒並み値上がりしていましたが、¥5,000で泊まれる割には設備が充実したいいホテルでした。明日は青森を経由して仙台へ向かいます。