【2024年夏旅行⑤】広島→下関

広島まで来たら本州の終わりもすぐそこ。今回は下関まで向かってみます。

広島駅前の福屋(現・エールエール)の6階にある「尾道浪漫珈琲」。モーニングは10時からですが、1階からのエレベーターのみ利用可能で分かりづらいためか、まだ先客はいませんでした。

窓際に座ると、広島駅南側の景色が一望できます。

苦味はしっかりと感じますが、クセはなく飲みやすいアイスコーヒー。モーニングではホットコーヒー以外は差額料金が必要です。

ワッフルモーニング。目玉焼きにベーコン、サラダが付いています。さっくりと焼きあがったワッフルで、メイプルシロップをかけていただくとより香ばしさが引き立ちます。

さて、そのまま福屋の隣のビル6階、駅前ひろばでお好み焼きを食べに来ました。東京駅にも出店している「電光石火」にひときわ行列が出来ますが、それ以外のお店も個性派揃いで美味しいですよ。

エレベーターを上がってすぐのところにある「OKAMOTO’s」のスペシャルをいただきました。肉玉そばに牛すじ、キムチ、たっぷりのねぎ、半熟卵。

まず麺の食感がパリッとした部分ともちっとした部分のコントラストが絶妙です。牛すじやキムチがいい具合に散らばっていて、食べ飽きることがない見事な仕上がり。関西人ではあるものの、私はやはり広島の軽いお好み焼きの方が好みですね。

電車に乗って、宮島口へ。せっかく立ち寄れるのだからジェラートだけ食べに来ました、

広島レモンシャーベット、とうもろこしミルク、はつかいちミルクをチョイス。とうもろこしミルクはプレミアムプライスで少しだけ高くなります。

とうもろこしの甘さが見事に引き出されたジェラートで、ミルクとの相性もバッチリ。濃厚ながら甘すぎずすっきりといただけるミルク、さっぱりとした酸味がたまらないレモンシャーベット。地のものを上手く利用したジェラートでした。

本来であればこのまま復帰して新幹線で下関まで…という予定でしたが、アクシデントで乗る予定だった列車が10分遅延。その10分の遅延でバスの乗り継ぎができず、結局1時間に1本の新幹線に乗れないと雪だるま式に遅れが膨らんでしまいました。まあ仕方がないので、もう少し宮島口でゆっくりすることにしましょう。

「宇治金クリーム」。昔ながらのかき氷でふわふわなどといった食感はありませんが、とにかくボリューミー。炎天下を練り歩いていただく清涼剤としては十分。

次は遅延なく列車が到着し、岩国駅からバスで新岩国駅へ。たぶんこのルート、二度と使わないだろうな…。

狙っていたわけではないのですが、数年以内に廃止が発表されている500系に乗車できました。現在でも十分かっこいいと思える、製造当時ではかなり先進的なスタイル。

さて、今回の宿泊先は「ヴィアイン下関」。以前広島で「ヴィアインプライム」にお世話になったのですが、やはりプライムとは差がかなりありました。特に大浴場はかなりこじんまりとしていて、湯船は1つのみ。

荷物を置いたら小倉駅へ。下関⇔小倉はJR同士ですが、西日本と九州のように会社を跨いでしまうとICカードが利用できないので切符を買っておくとスムーズ。精算所に並ぶ必要がなくなります(1敗)。

こちらは珈琲屋さんでありながら、オーナーさんのとんかつ好きが高じて、関東のとんかつ屋さんまで修行するために通われたという逸話があります。何度も小倉に行く機会がありながら、タイミングが合わず今回が初めて。

肉の旨味は引き出せていますが、衣がややかため。塩でも美味しいので美味しい部類だとは思いますが、もっとお店を回る前に来れたらまた違った感動があったかもしれません。とんかつ屋さんを380軒回った後では、やはり少し厳しくなってしまいます。

小倉駅を出て門司港へ。不学なもので知りませんでしたが、焼きカレーが有名なんですね。ラストオーダーにまだ間に合うのでお店に入ると、まだ行列があり10分ほど待つことに。

バナナ、カレーにめちゃくちゃ合いますね。以前西梅田駅の近くにバナナベースでカレーを作られているお店があったと記憶していますが、それを思い出しました。フルーティーながら焼きカレーチーズの香ばしさやスパイシーなカレー、卵のまろやかさなど渾然一体となった見事な一皿。

小倉から近いこともあってか、かなり賑わいのあるレトロな街「門司」でした。

ホテルに戻り近くの観光地を探していると、唐戸市場を発見。駅周辺しか見ていなかったので完全に見落としていました。せっかく下関に泊まっているのだから市場へ行くために、この日は早めのおやすみなさい。

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