【2024年夏旅行⑨】金沢→新潟

昨晩は日本酒を沢山飲んで、チェックアウトもゆっくりなので遅めのスタートです。朝食券を持って駅構内のレストランへ向かいます。

今回の朝食会場。専用ではなく、普通の飲食店がホテルと提携しているようです。

朝食は4種類のメニューから選べます。いちばん高価な「能登牛ミンチのピザトーストモーニング」はさすがに除外ですが、この「とろトロ半熟タマゴサンドモーニング」も通常であれば¥980なのでかなりお得。サラダとヨーグルトが付きます。

ヴィアイン金沢の宿泊客がここで食事券を利用してモーニングをいただくと、コーヒーを含むドリンク一杯がおかわりできるのもなんとも太っ腹。

駅でモーニングをいただいたら、今度は近江町市場で2食目。他では見ない「のどぐろ釜飯専門店」です。

サクッと出汁茶漬けをいただくつもりでしたが、「時間があるなら釜飯の方が旨みが全然違うからおすすめだよ」と店員さんからのお言葉に従い釜飯にしました。

釜底に綺麗なおこげがあるので、しっかり混ぜていただきます。

まずはそのまま。のどぐろの旨みがご飯全体に染み渡っています。優しい旨みで、脂っこさは感じず朝からでも全然食べられます。

次にいくらを乗せて。いくらの風味と釜飯の味がいい具合にマッチ。

最後に出汁をかけて。なぜか写真がありませんが、薬味も合わせていただくとやはり格別でした。

そのまま向かいの金沢カレーのお店へ。

能登豚のとんかつと共に。金沢カレーならではの濃厚なルーでご飯が進みます。カツは衣がやや厚めでした。

続いて金沢プリンのお店へ。

プリンソフトを期待していましたが、濃厚なミルクソフトクリームか金箔付きのみでした。

今度は道路を渡ってジェラート屋さんへ。

醤油チョコレートと味噌キャラメル。意外な組み合わせですが、それぞれの味に深みが出る見事な仕上がりです。

ホテルに戻ってチェックアウトを済ませたら、今度は「はくたか」に乗車。

前日に敦賀駅で仕入れたお寿司。サーモンは美味しかったけど、のどぐろはそのまま焼いた方が良いかも。

先程ソフトクリームをいただいたお店で仕入れたプリン。とろとろのプリンにほろ苦カラメル、よく混ぜて食べると吉。

近江町市場の酒屋で仕入れたお酒。甘い香りで日本酒らしからぬ風味。

JR西日本とJR東日本の境界駅、上越妙高駅に到着。

ここまではJR西日本の株主優待券を使用して、片道経路として切符を作成し安く移動してきました。

上越妙高駅での乗り換えは今回が初めて。途中の直江津駅まで、えちごトキめき鉄道の路線を経由して新潟へ向かいます。

新潟駅行きの「しらゆき」。8分の乗り換えを心配していましたが、意外にすんなり乗り換えでき、むしろ呑気に撮影をしている暇すらありました。

またまた近江町市場で購入した押し寿司。

昆布の風味がしっかりと効いたお寿司。燻しの風味はやや控えめでした。

新潟駅まで2時間ほど乗車後、バスに乗って今回の宿泊先のこちらへ。以前来た時と違い、駅前のバスターミナルがすっかり様変わりしていて戸惑いました。翌日8/2から長岡花火があり、宿泊費が約6倍に跳ね上がるので生憎こちらへは1泊のみです。

バスに乗って「ピア万代」へ。奥にある「ナチュレ片山」では、駅前にある利き酒コーナーとは違い、高級酒の試飲を少しだけできます。¥550で3枚のコインを貰えるので、好きな銘柄のボタンを押すとお酒が出ます。いちばん高い銘柄はコイン1枚で10ml。

ピア万代で試飲と買い物を済ませたら、予約していたこちらの焼肉屋さんへ。日本でも2店舗にしか卸されていない魚沼産の黒毛ワイン和牛をいただける希少なお店です。

お通しの野菜スティック。新潟は何でも旨い、野菜も例外ではありません。味噌がいい仕事しています。

牛タン3種盛り。

特選上ハラミ。今回はこれがいちばんのお気に入り。他のお店のハラミとは香り・旨みが段違いでした。

中落ちカルビ。噛みごたえのある肉質で、噛む度に旨みが広がります。

肉寿司。並と食べ比べて改めてわかる、特上の肉質。

最後の〆の冷や汁。こちらはサービスです。

美味しくいただいたところで、もう少しお酒をいただきましょう。こちらは新潟駅直結のぽんしゅ館。先程きき酒ができると軽く触れた場所です。こちら¥500で5枚コインが貰えます。その代わり一杯あたりの必要枚数が1~3枚となっています。

いつも飲んでいたお気に入りのお酒がコイン1枚から2枚になっていました。「つなん 藍」という新潟県外ではほぼ見かけないお酒で、以前から人気のあるお酒でした。

ぽんしゅ館では88種類の定番品と、30種類ほどの入れ替わり品があり、こちらはそのうちの入れ替わり品。ぽんしゅ館オリジナルの珍しいお酒です。

ホテルに戻って晩酌。歯ごたえのあるふぐのハム。

新潟郷土料理の焼き漬け。焼いた魚を酒やみりんなどを合わせた醬油だれに漬けたもので、言葉で伝え聞く以上に深い味わい。私は新潟に行くたびにこれを買ってはホテルで食べるようにしています。

「北雪」といえば日本酒の銘柄ですが、こちらは梅酒のスパークリング。キリッとした味わいで、飲みやすいのが好きな人にはあまり向かないかも。

長い旅行もいよいよ後半に突入。明日は初めての山形入りです。

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