さて、いよいよ旅行らしく自宅をどんどん離れていきます。岡山にいるので、せっかくなので朝ラーを食べに行きましょう。
場末のスナックのような外観ですが、れっきとしたラーメン屋さんです。元気なおばあさんが1人で切り盛りされています。この日は8:30頃に伺いましたが、早い時には6時よりも前からオープンしていることもあるのだそう。
ラーメン¥550でも安いのですが、ラーメン定食¥600。その内容はというと
ラーメンに納豆、酢の物、明太子、さらに写真にはありませんがご飯が付きます。+¥50とは思えないお得な内容。安いからと言ってラーメンが美味しくないなどといったことはなく、下手なチェーン店よりもしっかり作られています。
本来はこちらを一軒目にする予定でしたが、何やらオープン準備が遅れているようで、1時間遅れで入店。
モーニングはトーストの他にフレンチトーストも選べます。ワンオペならではの手頃な価格。
私はまとめて食べてしまうので説得力があまりないかもしれませんが、一般的な朝食としては十分なボリュームでしょう。フレンチトーストは甘さ控えめ、コーヒーはしっかりとした飲み口です。
そのままホテルに戻って、向かうは倉敷。
倉敷と言えば美観地区も良いのですが、ぶっかけうどんも有名です。朝から営業されていて使い勝手も〇。
出汁の効いたうどんにとろろが入った「ぶっとろ」。わさびがいい仕事してます。
岡山といえばフルーツ大国。パフェを食べねば始まりません。
予約が必要なお店でしたが、外のテラス席であれば時間はかかるが案内可能とのことで、30分ほど待機。
白桃を丸ごと1個使用した白桃ソフトクリーム、メロン、パイナップル、ぶどう、桃。外はかなりの気温でしたが、待ち時間が報われた気がしました。
とはいえやはり暑すぎる。系列店のこちらで別の種類のソフトクリームをいただいてみましょう。
ぶどうミックス。シャインマスカットとピオーネの濃厚なソフトクリーム。
次の目的地に向かうまでまだ時間があるので、途中で見かけた珈琲屋さんでアイスコーヒーをいただくことにします。テイクアウトor豆の販売のみで、店内飲食はできません。
こちらも自家焙煎。少し渋味はありますが、バランスのとれた美味しいアイスコーヒー。
倉敷駅から西へ向かい、笠岡駅で下車。一面のひまわり畑で有名な場所でもありますが
笠岡ラーメンとしても有名です。こちらは特に人気なので、外で待つこと10分ほどで入れました。
メニューは中華そばのみ。並と大がありますが、今回は並。鶏ガラの旨味溢れる醤油スープです。
次の電車で終点の三原まで来て、ここから広島までは新幹線に乗ります。三原~広島間は71.4kmありますが、新幹線特急料金だけでいえば990円で乗れるのでお得です。
30分弱で広島駅に到着。在来線では1時間以上かかるので、やはりありがたみがあります。広島駅ではクイニーアマンの自販機を発見。
今回はこちらの東横インでお世話になります。広島駅南側から大橋手前まで地下通路で移動できるので比較的楽なロケーション。
チェックインを済ませ荷物を置いたら、バスに乗ってとんかつ屋さんへ。元々は尾道で別のお店を予定していましたが、尾道で花火があったらしく、混雑を想定してこちらに振り替えました。
店名はおそらく16種類の豚肉を扱っていることから、でしょうか。ロースとヒレ、数えてみたら16銘柄ありました。
今回は「天城黒豚」のロース、「白河高原清流豚」のヒレをいただきました。後に店主さんが関東出身と聞いた時は納得、衣が綺麗に咲いた関東風のジューシーなとんかつです。少し衣が重く感じましたが、広島でこれほどハイレベルなとんかつを食べられる店は今現在では他にないでしょう。
ご飯は熊本の「森のくまさん」という銘柄だそうで、ご飯好きな私がめちゃくちゃ美味しいけど妙な違和感を覚えたのは、食べたことがない銘柄だったからなんですね。これは改めて自宅でも食べてみたいです。
寝る前に広島のお酒「華鳩」。貴醸酒と呼ばれる、仕込み水の代わりに日本酒を用いて作る甘口なお酒が得意な蔵で、今回はスパークリング。とにかく飲みやすかったです。
購入したクイニーアマン2種。
ノーマル。発酵バターが香ばしい。
限定のいちご。心地よい甘みと酸味。
本来はまだお好み焼きを食べに行くつもりでしたが、とんかつ屋さんでご飯が美味しすぎたのでおかわりしてしまい断念。山陽側もいよいよ終点が見えてきました。