個人的にとても大好きな新潟。米、魚、肉、野菜、酒。どれをとってもハズレのない、まさしく美食の街。しかし8/2から長岡花火があり、どのホテルも軒並み2万円以上かかってしまうので、目的地に向かいつつ安く泊まれる山形・鶴岡を目指すことにします。
この日もゆっくりめの出発、駅のコインロッカーへ荷物を預けて新潟市役所近くの洋食屋さんでランチから始めることにしました。
サラダ。
ビーツのスープ。
パン。
メインのオムライス。久しぶりに見ました、真ん中から開くふわとろオムライス。デミグラスソースの味付けも抜群。
ホットコーヒーと食後のデザート。この内容で¥1,300はお得ですね。
さて、続いて2軒目。新潟といえばタレカツ丼ですが、私はすでにタレカツ丼を提供するほとんどのお店を回ってしまっているため、一般的な卵とじカツ丼がいただけるこちらのお店に来てみました。
蓋が締まりきらないほどボリューミーな一杯。並を注文しましたが、これだけでも十分おなかいっぱいになりそうな量でした。豚肉の旨みがよく引き出された見事な揚げ具合で、味付けはやや薄め。いいお米を使っているからこそ、豚肉と米を主役に仕立て上げる良い塩梅の味付けです。
バスというものは実に不思議な乗り物でして。乗っていると遅れるのに、じゃあ遅れているだろうと期待してギリギリで乗ろうとすると定時で発車して間に合わないんですね。少し時間を調整して次のバスで「マリンピア日本海」という水族館の近くにある、ジェラート屋さんに来ました。
こちらは季節によってジェラートの種類が変わります。今回は期間限定のもも・プラム、そしてベーシックなミルクを注文。濃厚ですが甘過ぎず後味すっきり、喉が乾かないいくらでも食べられそうな味です。個人的には大阪の有名店の味に並ぶのではないかと思っています。
さて、新潟といえば米は外せませんね。新潟駅に戻り、おにぎりを食べにきました。大きさがひと目で分かりにくいかもしれませんが、このおにぎり、1合あります。予約制だったかはっきり覚えていませんが、確か4合の超特大おにぎりも注文できたはずです。
塩と米。おいしいおにぎりにそれ以上は何も必要ありません。何なら私は塩すらも必要ないほど米が好きなので、これくらいの量ならあっという間に完食。
もちろんこの日も利き酒コーナーには行きましたが、せっかくなので最後にもう少し新潟の味をお腹に詰め込んでいきましょう。
1人専用の刺身「鶴亀盛り」。南蛮エビや佐渡サーモン、ハマチなど一通り新潟の海鮮を満喫できます。
1番人気という「かに味噌グラタン」。なるほど、臭みやクセではなくグラタンと見事に調和したカニ味噌の香り。私はそれほどカニ味噌もグラタンも好きではないのですが、これは注文してよかった。
名残惜しいですが、新潟を出発する時が来ました。今回は特急「いなほ」に乗車。JR東の特急といえば、成田エクスプレスなど料金は高いのにあまり乗り心地が良くない印象でしたが、比較的静かな列車でした。相変わらず部分的によく揺れましたが。
新潟駅で仕入れたお寿司。これは作り置きではなく、やはりお店で食べた方がおいしいですね。
魚沼のお酒「天神囃子」。キャラメルのような香ばしさとほろ苦さを感じました。
出発が少し遅れたので、2時間ほど乗車して鶴岡駅に到着。
電車の中からお弁当の予約をしておいたのでこちらで受け取り。
山形牛の焼肉。とろける様な柔らかい食感、ちょうどいい焼き加減で上質な焼肉弁当を堪能出来ました。
今回の宿泊先。良くも悪くも昭和の雰囲気が残るホテルでした。到着後におしぼりのサービスがあるのは驚いたな。
この日は到着が遅く、あまり飲食店を回ることが出来ませんでした。明日の昼は鶴岡の食を満喫したいと思います。