【2024年夏旅行⑫】秋田→仙台

※記事の公開設定ミスにより、8/4から記事の更新が停止していました。申し訳ありません。

竿燈まつりは夜の方がたくさんの見物客が訪れますが、私にとっての竿燈まつりの本番は日中だと考えます。朝の9時から秋田県立美術館前の広場で妙技大会が開かれているので、ホテルを早めに出発して向かいます。

竿燈の妙技について、簡単に説明します。4種類あり、まず手。

頭。

肩。

腰。慣れていない人は手ですら難しいですが、日中の妙技大会に参加するのは熟練の差し手が多く、バランスを取るのに苦労する人もたまにいますが、ほぼ難なくこなしていきます。

竿燈そのものにも種類があり、自由演技で使用される大若と呼ばれるものは高さ12m、重さ50kgもあります。これは過去のものですが、竿を継ぎ足していき大きくしなった竿燈は迫力満点。本当に上手い人は、さらに扇子や傘をかざしながらバランスを取る、人間離れした妙技を見せてくれます。

まだまだ見たいところではありますが、時間が迫ってきているのでお昼ご飯にしましょう。こちらは私が秋田を訪れるきっかけになったとんかつ屋「多勝」で修行され、独立されたお店のようです。

もうすぐ開店2周年を迎えられるとのことで、御祝儀も兼ねて少し盛大なランチとしました。岩手県産の岩中豚のロース・ヒレ、単品でメンチカツ。低温揚げで岩中豚のポテンシャルを最大限に引き出した見事なとんかつです。私はヒレがお気に入り。

思っていた以上に時間を要したので、急いで秋田市民市場へ。

今年オープンしたばかりのかき氷屋さんです。

レモンヨーグルトのかき氷。レモンの酸味・苦味とヨーグルトの甘酸っぱさがマッチしています。

発車時間ぎりぎりになってしまいました。特急「スーパーつがる」青森行き。ねぶた祭り開催中は、この10数分後にその名もずばり特急「ねぶたまつり」が運行しています。

最高速度は控えめで、ほぼ全区間で100km/h未満で走行。停車駅はあまり多くありませんが、最高速度の都合上所要時間はそれなりにかかります。

2時間半ほどで青森駅に到着。新幹線も通っていないのに、かなり巨大な駅ビルですね。

せっかくなので、青森で人気の「長尾中華そば」に来ました。青森駅からすぐということもあり、かなりの混雑。

えぐみのない、煮干しがよく効いた中華そば。ご飯がセルフサービスで無料なのはありがたい。

そこから徒歩ですぐのジェラート屋さんへ。

とうもろこしのジェラートとりんごのシャーベット。さすが青森、りんごは1種類ではなく、甘みの強いふじと心地よい酸味のあかねから選べます。今回はとうもろこしが甘めだったので酸味のあるあかねを合わせました。

ねぶた祭りの本番までまだ少し時間があるので、「ねぶたの家ワラッセ」を見学。

ねぶた祭り本番。初めてだったので念の為1時間前から場所取りをしましたが、私にはあまり良さがわかりませんでした。綺麗で迫力があるのは間違いないのですが、出来上がった作品を引き回すだけで「予測不可能」なその場でしか見られないことが起こらず、わざわざ足を運んでまで見に行く価値がないように感じられたためです。それこそ「ワラッセ」に飾られているものを見るだけで十分かと思いました。

帰りの電車は予約してしまっているので、時間まで駅前をぶらぶら。駅ビルのしゅうまい専門店で半額セール品を購入。

青森駅から新青森駅までの電車は超混雑。ほぼ全ての乗客が新幹線乗り換えでした。売店に入店するだけで行列に並ばなければならないほどで、新青森駅では何も写真を撮ることができませんでした。

東北新幹線は現時点で国内最速を誇る新幹線ですが、山陽新幹線のように速達列車のみが速いのかと思いきや、各駅停車であるこの列車も317km/hを記録。もちろん駅間が短いので最高速度はものの数分も維持することなく減速しましたが、これには驚きました。

青森駅から2時間半ほどで仙台駅へ到着。23時を過ぎてあまりゆっくりできないので、今回はあえてカプセルホテルを予約しました。サウナや期間限定の不感温度の湯などがあり、疲れを癒すことができました。

初の試みを実行するため、この後数日仙台に留まることになります。

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